AKB総選挙・応援演説2016・松井珠理奈「主人公」
AKB48総選挙、2016年版の応援演説です。
2012年5月26日の記事の焼き増しですがご覧ください。
松井珠理奈は漫画の世界から現実に出てきた「主人公」
「主人公補正」という言葉があります。
漫画では主人公のために物語が動いて都合の良いように話しが進んで行く。
でも、現実は平凡な出来事が流れていく。
そんな現実の世界で漫画の世界から飛び出てきた人間。
それが、松井珠理奈です。
松井珠理奈は1997年3月8日生まれ。
2016年5月時点で19歳になりました。
48グループでの活動は2008年、珠理奈が小学6年生まで遡ります。
珠理奈があっちゃんとセンターを演じた「大声ダイヤモンド」は2008年10月に発売しました。
その時の映像を見れば誰もが驚くでしょう。
ランドセルを背負っていた女の子が名古屋から東京に通っていたのです。
この大声ダイヤモンド時代から、珠理奈はずっと変わらず走り続けてきました。
SKEの一期生として加入した珠理奈は11歳の小学6年生。
当時はSKEは全国的には全くの無名でした。
珠理奈が参加したAKBの10thシングル「大声ダイヤモンド」でさえ売上は10万枚を超えていなかった。
AKBグループ自体の存続が危ぶまれていた売れない時代。
珠理奈は名古屋でSKE初期メンバーとしてレッスンを行いながら、新幹線で東京に通いAKBメンバーに混ざってレッスンをしていた。
高校生でも中学生でもない、小学校に通いながら名古屋‐東京間の頻繁な出張仕事だった。
「今まで一番きつかった時は?」
そんなメディアでの質問に珠理奈は「入ったときです」と答えてきた。
30代以上の大人でさえ異動が多く見知らぬ人々と混ざって会社の存続をかけた仕事をするのはキツイ。
珠理奈は小学6年生から、誰でもキツイ仕事をやり続けている。
SKE48ファン・箱推しが珠理奈を推せるのはその歴史を愛しているからです。
「私は一瞬の気も抜かずに全力です」
無事にテーブルクロス引き成功✨
キョショー!から、ミス隠し芸いただきました❗#松井珠理奈=ミス隠し芸 pic.twitter.com/vwYDx7Eq1c— 松井珠理奈(ハリウッドJURINA) (@JURINA38G) April 23, 2016
珠理奈の魂がわかる有名なエピソードがあります。
SKE48というアイドルグループの一期生オーディションに突破してレッスンを始めるメンバー。
若くてカワイイ女の子たちの集団では妥協や緩みが出てきます。
AKBを超えられない、イマイチな状況を見てダンス講師の牧野アンナが怒る。
「この中で一瞬たりとも気を抜かずに頑張った人はいるのか!?」
若い女の子たちの気持ちを引き締め、全力を出させる指導者の怒り。
誰もが自分の未熟さを反省するような場面。
そこで、一瞬も気を抜いていない人がいました。
「私は一瞬の気も抜かずに全力です」
そんな意思をこめて手を挙げたのが珠理奈でした。
この有名なくだりは、2015年の玲奈の卒業コンサートでも使われましたね。
さて、同じことが一般の社会人にできるでしょうか。
会社が上手くいっていないときに上司から
「お前たちは一瞬でも気を抜かずに仕事をしてきたのか!?」
そんな言葉を浴びたときに、
「私は一瞬の気も抜いていません!」
そんな意思を出せるでしょうか。
小学6年生にして、その強い意思を示したのが珠理奈です。
もしも、今、自分の人生でつらいときがあったなら。
「珠理奈がSKEに入った時はどうだったんだろう」
そう思ったら、SKE48の箱推しは前向きになれる。
その幼い時からの強い魂。
私たち、SKE48の箱推しは何があっても松井珠理奈を推せる。
2016年5月8日