「ラムネの飲み方」公演・千秋楽の感想「ちゅりは偉大だ」

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2016年5月24日「ラムネの飲み方」公演・千秋楽の感想「ちゅりは偉大だ」

長い時を経て、また一つの歴史が幕を閉じました。

SKE48のチームKⅡの公演「ラムネの飲み方」が2016年5月24日、千秋楽を終えました。

「ラムネの飲み方」はSKEファンにとっては伝説的な公演です。

一番最初のラムネ公演が2011年10月1日でした。

あれから4年と7ヶ月がたち、チームKⅡにとって二回目のラムネ公演が役目を果たしました。

せっかくなので何年かぶりに動画配信で見た劇場公演の感想を記事にします。

久しぶりに見た劇場公演は斬新でもあり、懐かしくもありました。

ラムネと言えば思い出すのはちゅりの魂の叫び

「私たちに公演をやらしてください!」

ちゅりの発言から5年。

今でもチームKⅡの劇場公演で一番輝いているのはちゅりでした。

新しいチームKⅡの一つの時代が終わる

2016年5月24日の公演はチームKⅡのセットリストとしては5番目、ラムネの飲み方は2度目となる公演でした。

チームのメンバーも昔とは大きく変わっています。

ちゅりも千秋楽公演のラストでメンバーの変化による公演の難しさには触れました。

「今のメンバーで『お待たせ set list』って言われても何も待っていたわけじゃない」

実際にみなるんとは早く次のセットリストにしようと相談していたそうです。

確かにちゅりにとって、SKEにとって思い入れが深すぎる「ラムネの飲み方」を若手の多いチームで演じるのは難しかったのかもしれません。

ラムネ公演を久しぶりに見た私は、正直に言って小木曽やあいりん、しゃわこの姿が見えてしまったのは確かです。

でも、劇場公演を久しぶりに見る私のようなファンと違い、今のメンバーたちはずっとラムネ公演を成し遂げてきました。

劇場公演でのパフォーマンスを見て目に付いたのは荒井優希ちゃんですね。

迫力と活力にあふれた動きはKⅡの魂を感じる。

惣田ちゃんもアイドル全開の目力が噂通りと言ったところ。

もちろん、ベテランの力も間違いなく感じます。

みこつの安定感、手を抜かない姿勢とトーク力には今回の総選挙での活躍を期待できる。

あんにゃのパフォーマンスの素晴らしさは昔から全く変わっていませんね。

新しいKⅡがチームとして結束していき、ラムネ公演の終幕を迎えて一つの区切りとなるのはなんとも感慨深いものです。


やっぱり、ちゅりがナンバーワン!

久しぶりの公演なので若手を中心に見ていました。

仕事しながら動画を見てたので序盤とか中盤も抜けている部分もあります。

でも、全体的に見てダントツで輝いているのがちゅりでした。

やっぱり、ちゅりがナンバーワン!

誰よりも汗をかき、動き回り、笑っているのがちゅりでした。

慣れている公演だしベテランだから余裕があるのは当然ですが、ユニット曲だけでなく全体曲での熱さをちゅりから感じた。

終盤のウィニングボール、握手の愛あたりではちゅりのパフォーマンスがガッツリと心に響いてきます。

今のメンバーの「チキンLINE」は良いぞ

ちゅりはかわいいなあ、なんて思っていたところに最新シングルの「チキンLINE」の披露がありました。

終盤でのシングル、しかもフルは体力的に厳しいところ。

おや?

「チキンLINE」になったら若手も活力を取り戻し始めた。

今のSKEの若手のメンバーって「チキンLINE」が大好きなのかもしれない。

ここはチーム全体でSKE魂を感じました。

玲奈がいなくなってからの初めてのシングルとなる「チキンLINE」。

SKEにとって歴史的な分岐点の曲の意味を若手も理解しているのかもしれない。

「チキンLINE」で激しいSKEを世間にアピールする。

新生SKEはここから始まっていくのかもしれない。

最後のシングルメドレーもあかね祭りだちゅりっ、ちゅり

ラムネの飲み方公演といえばダブルアンコールでやってくるシングルメドレーです。

体力もなくなってきたところでシングルのサビの激しいダンスの連続はメンバーにとって大きな難関。

ここでもあかね祭りだ、ちゅりっ、ちゅり。

「オキドキ」ではちゅりが「KⅡが好きならもっと声を聞かせて!」と観客を煽る。

ダンスの面でも盛り上がり続けているのがちゅりですよ。

もしかして、今の48グループの劇場公演で一番輝いているのってちゅりじゃないか…っ!?

「賛成カワイイ!」ではメンバーとファンの生の声の掛け合いが盛り上がる。

おお、いいじゃん。これこそライブですよ。

「片想いFinally」では瑠華が「がんばるか〜!」と叫んだ後に吹っ切れたようなパフォーマンス。

おお、いいじゃん。瑠華は選抜に入るんだ。

すべての曲が終わった後には待ちに待っていたちゅりの説法です。

ラムネの飲み方は他のセットリストと違ってテーマが「友情」なこと、今のKⅡでは友情を作り上げるのに苦労したこと。

でも、いろんな髪型やテーマを決めた公演を続け、半年であきらめず2年間やってきてよかったこと。

今のチームでラムネの飲み方公演ができてよかったこと。

ちゅりのお言葉です。

ありがたや、ありがたや。

みなるんの最後のまとめも素晴らしかったですね。

あんにゃもオリジナルメンバーの一人として千秋楽に深い思いを伝えていました。

久しぶりに劇場公演を見たことでテンションも上がってきました。

それも全て、ちゅりのおかげです。

やっぱり、ちゅりは偉大だなぁ。




2016年5月24日



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